「三島宮社記」によると、かつて大下島には大気(おおげ)神社《祭神保食神》が祀られ、小大下島には速津佐(はやつさ)神社(祭神速津佐須良姫命)が祀られていた。
しかし今では大気神社の名はなく、小大下にあった速津佐神社が大下に鎮座している。
明治三年六月に合祀した時、主神を今の猿田彦命、配神に大気都比売命その他としたが、速津佐良姫は社名としたことで略したのであろうか。尚、保食神も、大気都比売と同じ穀物を守る神であるため、同一神として略したのかもしれない。
例祭 旧八月十五日
弓祭 旧一月十一日
境内社 五穀神社、荒神社、三穂社、龍神社、大幡社、山神社、御先社、天満社
創立宝亀十年十一月 |